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誰かに話す意味

こんにちは。横浜市の上大岡駅近くにあるカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。

皆さんは心理カウンセリングというものをどのようにお考えですか。

日本では認知度が上がってきているとはいえ、まだ、欧米のように心理カウンセリングが生活に根付いているというわけではありません。

しかし、日本人に悩みがないわけでも、ストレスがないわけでもありません。

ただ、それを解決することとカウンセリングを受けてカウンセラーに話を聴いてもうらうことが結びついていないのが日本の現状です。

カウンセラーは実は人生相談の窓口ではありません。また、精神科や心療内科の医師のように症状を緩和するための薬を処方することもありません。

カウンセリングではまず「傾聴」といって、クライエントさんのお悩みをじっくり伺い、受け止め、伝え返すところから始まります。

クライエントさんは往々にして周囲に悩み事を話せる相談相手がいないことが多く、ひとりで悶々と悩んで抱え込んでいる方がほとんどです。まるで負のスパイラルに陥ったように自己肯定感が低く、自信をなくしていると訴えます。

しかし、カウンセラーに優しく促され、重い口を開いて話し始めると、大抵の方は誰かに聴いて欲しかったという思いがあったのでしょう、堰を切ったようにご自分の内に溜まった感情が涙と共にあふれ出します。

ご自分が発した言葉が外に出ることで整理され、ご自分の考えや気持ちに気づくことができます。

これで悩み事がたちどころに解決というわけではありませんが、まずはカウンセラーに話すことで、外在化といって少し客観的にその問題を捉えることが出来るようになります。

それが誰かに話すことの一番大きな意味ではないでしょうか。

「心の問題は心で解決できるといいね」というスタンスで心理カウンセラーはあなたが心の内を話してくださることをお待ちしています。

ひとりで悩んでいないで、誰かに話してみませんか。

カウンセラーはあなたの心に寄り添い、気づきを促し、時にアドバイスいたします。

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