おはようございます。9月に入ったというのに、今日も猛暑になる予報が出ています。
秋はいったいいつやってくるのでしょう。
さて、キミィ・メンタル・サプリは女性限定のカウンセリングルームとはいえ、ご夫婦やカップルのお悩みの相談はたくさん伺っています。ですから、実は男性の相談者様やご夫婦でいらしている方もいらっしゃいます。
お話を伺っていて難しいと思うのは、男性は女性を、女性は男性を理解しようと思っても、それぞれ理解の度を越えて、相手を受け止めることができなくなることがあるようだということです。
ご夫婦のお悩みは、夫や妻(パートナー)と価値観が合わないとか、子育てのことで意見が食い違うとか、相手が異性の問題を起こしたなど理由はさまざまです。
そうした問題を解決しようとして、「相手と話し合いを持とう」「コミュニケーションをとろう」という時に、時折、女性には理解しがたい事象にぶつかることがあります。
それは「男のプライド」です。
よく「男の沽券に関わる」とか「それは男のプライドが許さない」のような言い方がありますが、女性からするとなぜ、そんなつまらないことに意地を張っているのか、「何なの?男のプライドって?」と思うような態度や言葉で女性の前に立ちはだかろうとするのです。
また、男性の方が女性より、世間体や人の評価を気にする人が多いのも事実です。会社に所属し、社会生活を円滑に営み立身出世するには、そうした部分を気にせざるを得ないのでしょう。しかし、だからと言って、その結果、家庭で妻や子にマウントを取ろうとするのはいかがなものでしょう。
男性には「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えない人が多く、特に家庭内で問題が起きた時、内心、自分の非を認める部分があるのに、素直に表現できないようです。
そこには「男のプライド」や「男の沽券に関わる」事情があるらしく、とりわけ、それは妻やパートナーの女性に対して発動されてしまいます。
そのことを分かってしまえば、「はいはい、プライドが許さないのね」と流すこともできますが、大抵の女性はそこまで寛大な心を持ち合わせていないので、険悪な関係に陥ることも少なからずあります。
「男のプライド」とは武士でいえば「鎧」のようなもので、外界で戦うには必須のものなので、人が成長するにつれ学び身に着けてきた処世術のひとつといえます。実は女性もそれは同様です。
しかし、それを家庭の中で身近で大切な関係の人に振りかざすのはどうしたものでしょう。
そんな「男のプライド」を振りかざす困ったパートナーをもったあなた、もし、どのように気持ちを保てばいいのか、どのようなコミュニケーションをしたら円滑になるのか悩んでいらっしゃるなら、カウンセリングを受けてみませんか。カウンセラーと共に攻略法を考えてみましょう。

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