おはようございます。
あと1週間で8月も終わるというのに、一向に夏が終わる気配はありませんね。
本日も「モラハラ」についてのお話です。
モラハラ夫やモラハラ妻は何かというと「相手のせい」にして、常に相手を非難するのが特徴です。
公平に観れば、それは一方的に相手だけが悪いわけではないような時も、すべての問題はモラハラ夫やモラハラ妻にかかると、相手が悪いからこんなことになったという言い方になります。
そして、自分が気に入らないことを相手に伝える時も「怒鳴る」「モノに当たる」「ヒステリックになる」など興奮状態になりがちです。
また、子どもがいる家庭では、子どもを巻き込んだり、子どもをだしに使って、相手を陥れようとすることもあります。
例えば、モラハラ夫が子どもに向かって「おうちの中、汚いね~」とか「ママはお料理、へたくそだね」「ママ、失格だね」などとこれ見よがしに言ったりします。
逆にモラハラ妻の場合は「パパはどうして一度お約束したことが守れないんだろうね」とか「おうちのことはパパもやってくれないと困るよね」「パパは〇〇ちゃんとお外に行く時、いっつもアメをあげてるから、〇〇ちゃんが虫歯になっちゃったんだね」などと、直接、夫に文句を言わずに、子どもを巻き込んで夫をダメ人間に仕立てていこうとします。
モラハラ夫もモラハラ妻も几帳面でこだわりの強い人が多く、おまけにこうあるべきという「べき思考」の待ち主がほとんどですから、相手にさまざまなことを強要したり、監視してできないことを追求して攻め立てるケースもよく見られます。
その時に子どもにあてつけがましく言うことで、子どもに自分を肯定することを期待したり、相手を卑下するのはいかがなものでしょう。
常にモラハラ夫やモラハラ妻は家庭の中で相手を組み伏せマウントをとろうとします。
声を荒げて相手をなじり、優位に立とうとする親の姿を見せられる子どもはどんな気持ちになると思いますか。
よく子どもの前ではケンカはしないようにしているというご夫婦の話を聴きますが、モラハラ夫やモラハラ妻は頭では分かっていても、一度スイッチが入ってしまうと理性が効かなくなってしまうようです。
子どもにとっては両親は両方とも親であり、好きな存在であってほしいのに、どちらか一方につくよう仕向けられるのは不幸なことだと思いませんか。
ご自分の家庭内にこうした問題を抱えているとお感じなら、ひとりで抱え込まずに、是非一度、相談にいらしてください。いつでもお待ちしています。

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