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言動によるモラハラの実例

こんばんは。

三連休は大雨に見舞われたところもあったようですが、皆様のお住いの地域は大丈夫でしたか。

さて、本日は先週のモラハラについてのお話の続きです。

先週、モラハラをしている夫や妻には、自分がモラハラ夫やモラハラ妻になっているという意識がないと書きましたが、どういうことか実例を挙げて説明してみようと思います。

モラハラの代表的な行動のひとつに、「言動で相手に威圧感や恐怖を与える」というのがあります。

例えば、モラハラ夫やモラハラ妻の本人は自分の意見は常に正しいと思っていますので、それに従わない相手にはいつも批判的ですし、命令口調でものを言って従うように強要します。

モラハラ夫やモラハラ妻は「べき思考」が強く、思い込みも激しいので、相手が何か気に食わないことを言ったりやったりした時や、家の中や社会のルールを守らなかったりすると、鬼の首をとったかのように怒ります。

そして「本当にお前は非常識だ」とか「なんで私が嫌だって言っていることを繰り返しするの」などとおおげさに言いつのります。

また、舌打ちをしたり、わざと無視したり、大げさに首を振って「意味が分かんない」「お前、おかしいんじゃないの」などと言って嫌味なジェスチャーをしたりするのも、完全にアウトなモラハラ言動と言えます。

こうした実際に殴ったりけったりする暴力行為でなくとも、言動によるモラハラ行為は十分相手を傷つけるものですし、そうやってマウントをとっていつも自分の方が上であることを示さなければ気が済まないのは、ある意味、何かのコンプレックスの裏返しとも考えられます。

そして、行為者自身、そのことに気が付いておらず、家の中で配偶者相手に行われるので、モラハラは表に出にくく、年を追うごとにエスカレートする傾向にあります。

更に被害に遭っている側も、相手の顔色を見てビクビクしたり、ご機嫌をとったり、言われるがままにやった方が事を荒立てずに済むなどと考えてしまうと、ますますモラハラ沼から抜け出せなくなってしまいます。

ご自分の結婚相手がモラハラ夫、もしくはモラハラ妻なのではないか、自分は被害者なのではないかとお心当たりがあるなら、今後、どうなりたいのか思い描いて、今こそアクションを起こすべき時なのかもしれませんね。

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