こんばんは。今日は本当に暑い1日でした。
最高気温が40℃越えのところもあったとか。外に出るのに危険を感じるほどでしたね。
さて、本日は「モラルハラスメント」についてのお話です。
モラハラとは精神的・情緒的な部分で継続的に続く嫌がらせで、家庭内に隠ぺいされたものを指します。
肉体的な暴力のように分かりやすくなく、加害者側は自分の論理を盾に間接的に攻撃してくるのが特徴です。
そのため第三者が被害を認識しづらく、当の被害者ですら不当な攻撃を受けていると分かっていないこともあります。
加害者は家庭という密室を利用して、被害者をことあるごとに否定し、加害者は自分は常に正しいと思っているので、自分の尺度で相手をジャッジし矯正しようとします。
一般的にモラハラは夫婦の場合、男性側が加害者のことが多く「モラ夫」などと言われていますが、中には妻(女性側)がモラハラで夫を追い詰めるというケースもあります。
客観的にみれば、それはもはやモラハラだと思う言動であっても、それを振りかざしている本人は、自分は常識があり、当然のことを要求しているし、相手はそれに従うべきと信じているのですから、我が身のモラハラに気づいて言動を修正し、相手の意を汲むなどということにはならないことがほとんどです。
当カウンセリングルームにも、夫の言動に耐えられないとか、逆に妻がヒステリックに命令口調でいろいろ要求してきて困っているといった相談が寄せられています。
そこで、共通しているのが、相手の言動がモラハラだと気づいておらず、むしろ、自分を責めていることも多いということです。
夫婦はそれぞれ別の考え方をもった大人のふたりが、共同で家庭を営んでいくわけですから、どちらか一方が自分の考えを押し付け、マウントをとって従わせようとしてもうまくいくはずがありません。
今、ご自分が相手の顔色をうかがい、相手の言動にびくびくし、息苦しい思いを感じているのであれば、それは「モラハラ」かもしれません。
一度、相談にいらしゃいませんか。あなたのお話を聴かせてください。

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