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自分の意見をうまく伝える方法

こんばんは。桜も少し散り始めました。皆さんはお花見に行かれましたか。

横浜・上大岡駅近くのカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。

さて、あなたは人に急に話を振られた会話で、自分の意見や考えをうまく相手に伝えられなかったことはありませんか。もしくは相手とちゃんと話し合わなければと思っているのに、相手に言い負かされてしまったり、思っている方向と違う方へ話をはぐらかされたり、途中でケンカになったことはありませんか。

人はだれでも考えていること思っていることを、そのまま言葉にうまく表して相手に伝えられるわけではありません。特に相手の圧が強かったり、言葉巧みな人だったりした時には、思っていることの半分も伝えられなかったなどということになりかねません。話の内容が深刻になればなるほど、両者の立場の違いや力関係、性格の違いなどが影響してしまいます。

例えば、ご夫婦で子育てに関してや相続のような話をする時、親子で進路の話をする時、会社で大きなプロジェクトの話を進める時など、いわゆる「岐路」に関する話のように大切な重たい話になればなるほど思うに任せなくなる傾向にあります。

そんな時はあらかじめ自分の意見や考え、相手に聞きたいことなどを、紙に書き出しておくというのはいかがでしょう。

「外在化」といって、紙に文字にして書くことで可視化できますので、頭の中で考えている時より、はるかに自分の考えていることを明確にすることが出来ます。

話す前に何度か読めば、話している時にも思い出しやすいですし、映像として思い浮かべられる人もいますので、話すことにモレも生じません。話が変な方にいきそうになっても軌道修正も可能です。

紙を見ながら話すのもいいですし、見なくてもあらかじめ何度か読んでおけば落ち着いて話せますし、頭の中で整理されているので、その場の空気にもっていかれるというようなことも防げます。

何より書くことで自分の考えをまとめることが出来るのが最大のメリットです。

カウンセリングルームには毎日いろいろなお悩みを抱えた方が相談にみえます。

その悩みの多くは「自分はどうしたらいいのかわからない」という感情に陥っているのですが、そうしたことも紙に書き出すことで「何をどうしたいのか」が見えてきやすいので、打つ手も自ずと見えてくることになります。

カウンセリングはこんがらがった思いや考えの糸をほぐし、表に解き放つ役割を担っています。

もしあなたが、今、自分自身ではなかなか解決できない問題を抱えているなら、カウンセリングルームで「外在化」してみませんか。

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