おはようございます。急に温かくなってきましたね。今日は黄砂も飛びそうなので気を付けてくださいね。
横浜市上大岡駅近くのカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
本日は人の性格についてのお話です。
あなたはご自分の長所と短所を5つずつあげてと言われたらすぐにあげることが出来ますか。
ひとつかふたつでしたらという人も、長所だけならとか短所だけならすぐ思いつくという人もいらっしゃるでしょう。
また、性格は長所もいき過ぎてしまえば短所になってしまうという側面があります。
例えば「真面目」VS「融通が利かない」「頑固」
「慎重」VS「優柔不断」
「責任感が強い」VS「人に厳しい」など
こうした長所短所にまつわる人の性格ですが、カウンセリングルームに見えるクライエントさんにはある特徴があると感じています。それはご自分をネガティブに捉えていて自分は短所しかなくて長所は何もない、だから自信もないという状態に陥っているということです。
大体の方は悩み事を抱えている時は自己肯定感が下がっていて、何をやってもうまくいかない、なんで自分はこうなんだろうと、自分のできないところや悪い部分にばかり目がいってしまいがちです。
カウンセリングでは自己肯定感を上げ、自信を取り戻せるよう認知行動療法を用いたセッションが行われるのですが、その中でご自分の考え方や感じ方を少し変え、行動も少し変えてみるということをします。
それはつまり、ご自分のいいところ=長所を思い出したり、短所と思っている部分を長所に置き換えてみるということです。それをリフレームと言います。
自分は何をやってもうまくいかない、グズグズしていてものごとをうまく前に進められないと後ろ向きに捉えるのではなく、自分の優しさや協調性、相手を思いやる心があることなどを思い出し、やればできる、やってみようと自分を信じて行動を起こすといった具合です。
自分に自信がない時は考えが後ろ向きになるので、前に一歩踏み出す勇気が出なくなりがちですが、思い切ってカウンセリングを受けてみようと検索するとか、予約するというのも大きな前進です。
何かを変えようと思うなら、ご自分の長所、ご自分で出来ることを忘れずに、小さな一歩でも歩み出してください。
「自分なら出来る」そう信じることが未来への扉を開けることでしょう。

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