おはようございます。横浜市港南区のカウンセリングルーム”キミィ・メンタル・サプリ”の萩原です。
冬晴れのいいお天気が続いていますね。日中は暖かでとても気持ちのいい毎日ですが、週末からは寒くなるそうですので、気をつけてくださいね。
さて、皆さんは「病は気から」という言葉をご存じですか?「病は気持ちの持ちようによって良くも悪くもなる」という意味です。そうなると人それぞれの性格がだいぶ影響しそうな感じがしますね。
そして、その病そのものにも大きく2種類あって、それは身体に異常や不具合をきたす病と心の健康を損なう病があるということです。
普段、病もしくは病気という場合は内臓疾患や外からのウィルスなどで起こる風邪や肺炎など、またはけがや事故による外傷などを指しますので、最初に心を病んでいるというふうに考える方は少ないと思われます。
しかし、身体の病にかかってしまうと少なからず心にも影響を及ぼしますので、ガッカリしたり、辛かったりするだけでなく、時にはうつのような状態にまで陥ってしまいます。
心と体はリンク、つまり、大いに関係がありますので、体調に異変が起きれば、心も凹んで元気がなくなりますし、体が回復すれば心も回復するものです。
また、人間関係のトラブルやご自身の問題などで悩み事を抱え、心が沈鬱な状態になっている時は免疫力も低下しますし、心の状態が引き金で体調を崩すことも少なくありません。
病の中には「心因性〇〇」といって、心の不調が体の不調となって表れることもあり、両方を治さないと本当の意味の健康は取り戻せません。
カウンセリングにいらしているクライエントさんの中には悩み事の相談にみえていたのに、途中で体調を崩してカウンセリングを受けに出掛ける気力がなくなったり、逆に体の調子が悪くて内科や脳神経内科などを受診した先で心療内科やカウンセリングを勧められるといったケースもあります。
いずれも心と体がリンクしていて、それぞれ影響しあって不調をきたしていると考えられます。
今、あなたにそんな状況が起きているとしたら、あなたに必要なのは医療ですか?カウンセリングですか?
認知行動療法は現在のあなたの心模様を言葉にして外在化し、観察し整えるということをします。
そこから心の健康を取り戻す道を見出すことが出来るかもしれません。
心と体の発するSOSを無視したり、見逃すことなく、しっかり向き合うこと、それが心身の健康を取り戻す早道だと思います。
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